
行政書士に申請手続き等を依頼したいけど、どの様な流れで手続きが進むのかイメージが湧かない方も多いと思います。ここでは、一般的な手続きの流れをご紹介します。なお、案件によって順番や内容が異なる場合もございますので、その旨ご承知おきください。
① 相談受け
お客さまからお話を伺い、申請等に必要な要件を確認し、適切なアドバイスや今後の業務の進め方等について提案させていただきます。
※なお、ご相談の内容が他士業の独占業務に該当する場合は、ご相談をお受けする事が出来ませんので予めご承知おきください。行政書士の独占業務とは
② 業務手順の説明
申請の代理手続き等の委託・受託に先立ち、手続きの流れや手続きに要する一般的な期間、必要書類(資料等を含む)、費用の見積もり等について説明をさせていただきます。
③ 受託契約の締結、着手金支払い
業務説明内容等についてお客様に納得いただけた場合、受託契約を締結させていただきます。その際、着手金の支払いをお願いいたします。着手金をお支払い頂いたことが確認でき次第、受託契約に従い業務を開始いたします。
④ 各種資料等の収集
申請手続き等に必要な各種資料を明確化し、必要な資料でお客様が所有されている資料をお預かりすると共に公的資料については官公署等に請求して収集します。
⑤ 現地調査等
申請の種類によっては官公署等による現場確認・調査等を受験する必要があります。その場合は、事前に資料等で必要事項を確認したうえで直接現地に赴いて調査を行い、申請要件に問題がないことを確認します。仮に不備事項等が判明した場合には、是正事項等を明確にしてお客様に提示させていただくことで、現場確認・調査の受験が円滑に進む様にサポートいたします。。
⑥ 関係官公署・機関等との調整
円滑かつ迅速な申請手続きを進めて行くために、関係する官公署や機関等と事前に必要な確認及び調整を行います。
⑦ 証明資料等の作成
予め収集しておいた各種資料の内容を評価・分析したうえで申請手続き等に必要な各種証明資料を作成すると共に、現地調査結果に基づいた調査資料を作成します。
⑧ 申請書類等の作成、提出
官公署・機関等からの事前調整や指示等に基づき適切な申請書を作成すると共に、必要な各種証明資料及び作成資料等を添付して規則等で定められたとおりに提出書類一式を取りまとめ、お客様に代わって担当窓口へ提出します。
⑨ 許可等取得
官公署又は機関からの通知を受け、お客様に代わって許認可証の受領手続きを行います。(許認可の内容によっては、お客様本人が直接お受け取りになることが必要な場合があります)
⑩ 報酬等清算
全ての受託業務を完遂した後、報酬等の清算をさせていただきます。
⑪ 許可証、預かり資料等の返還 (※報酬の清算が確認でき次第)
報酬のお支払いが確認できましたら、取得した許認可証及び手続きのためにお客様からお預かりしていた資料等を返還させていただきます。
⑫ 業務完遂後も継続的にフォロー
許認可によっては資格等の定期的な更新手続きが必要になるものもございます。また、許認可申請内容に変更があった場合には変更手続きが必要になります。当事務所では、業務完遂後もフォローを継続し、申請内容に変更があった場合だけでなく、更新時期が近づきましたら事前にご連絡させていただく等、お客様の資格・許認可の失効回避だけでなく、将来の業務拡大や事業の更なる発展等にもお役に立てれば幸いです。